相談者
私はいまタロット占い師になりたくて、色々がんばってる最中なんですけど、最近どうもモチベーションがわかなくて困ってます😢
もしかしたらこんなのは「ぐだぐだ言い訳せずにとにかくやれ!」って感じかもしれないんですが、、、
自分でもわかっちゃいるんですけど、なかなかやる気が出せなくて、、、
中川龍
こんにちわ😊
相談ありがとうございます✨
さてさて、なるほど。
「モチベーションがわかなくて困ってる」わけですね。
うーん、でもその表現だと、ちょっと「抽象的すぎる感じ」がしますね。
相談者
ちゅ、抽象的ですか?😳
中川龍
イエス!
それって「モチベーションがわかない」みたいな大雑把な表現ではなく、もう少し細かく見てあげたほうがいいと思いますよ😊
もしかしたら、本当に全てに対してモチベーションがわかないわけじゃなくて、
「Aに関してはモチベーションがあるけど」
「Bに関してはモチベーションがわかない」
「そして今はBをやるフェーズにきてしまったから、止まってしまっただけ」
ってこともあるかもしれません!
というわけで考えてみてほしいんですが、あなたは昨日、何をやろうとしましたか?
そのとき心にどういう連想や感情が湧き上がった結果、「やる気が起きない」という状態に至ったのでしょうか?
そこをもう少し詳しく説明してみてください😊
相談者
えっとですね、、、
昨日は、自分のホームページを作ろうと思いました。
占い依頼の受付用のホームページです!
中川龍
ふむふむ。
そしたら、どんな連想や感情がわきあがりましたか?
相談者
なんかこう、、、
めんどくさいなーって、、、
中川龍
何がめんどくさいですか?
相談者
えっとえっと、、、
自己紹介の文章を考えるのがめんどくさかったです、、、
中川龍
ふむふむ。
なぜ、自己紹介の文章を考えるのが「めんどくさい」と思ったのですか?
相談者
えー!
なんかこう、何を書いていいかわからないし、、、
中川龍
ん?
そんなん、自分が好きな占い師さんのホームページを3つくらい見つけてきて、それを参考にすればいいんじゃないですか?
相談者
ふえ😳?
中川龍
プロフィールなんてある程度テンプレートパターンがあります。
だいたいどの人も
「私は誰か」
「どういう経歴か」
「なぜこれをしているのか」
「何を重んじているか」
とか、そういうのが書いてあるだけかと思うので、それを自分に置き換えて書いてしまえばいいじゃないですか😊
相談者
あれ、そうか、なるほど😳
他の人を参考にすればよかったんですね!
え、それは発想にありませんでした!!!!!!!
中川龍
こんなの基本中の基本ですよ。笑
何事もまずは「すでにうまくいってる人」を参考にして、パクるんです😎
なんでもかんでも、自力でやろうとしない!
もっと他力を信頼する!
そのほうが、スムーズに進みやすいですよ😊
相談者
わぁぁぁぁ、、、
なんかこう、全てを自分でやらなきゃいけないって、勝手に思い込んでました、、、
中川龍
なるほどね笑
あなたは少し、「人に頼ることに慣れていない」のかもしれませんね。
おそらくこの活動以外でも、恋愛や仕事でも、困ったときに正直にヘルプを出さない習慣を生きてませんか?
相談者
あ、そうですそうです!
私、人に頼るのが苦手な性格で、ついついなんでも一人で抱え込みすぎて、それでうまくいかなくなっちゃうことが、仕事でも恋愛でもよくあります😂
中川龍
なるほど!
でもちょっと待った!
その「私は●●な性格」という表現は、今日から二度と使わないことをおすすめします。
相談者
え…😳
中川龍
僕は、「あなたは人に頼ることに慣れていないんですね」と表現しました。
この表現ならば、「これは経験の問題だ」というニュアンスになるので、もしあなたがそういう自分を変えたいのであれば、「まずはどんどん経験を積んでみればいいはずだ」ということになります。
だから
「まずは実際にどんどん人を頼ってみよう」
「そうすれば最初のうちはたどたどしくなっちゃったとしても、それを繰り返したさきに自然体で人に頼れる自分に変われるはずだ」
というロジックが頭に浮かんでくるので、どんどん行動するようになります。
だからいつしか、本当に変わってしまいます。
しかしあなたは
「私は人に頼れない性格なんです」
と表現しました。
この表現だと、「これは私の特性や性質の問題だ」というニュアンスになるので、「これを変化させることはとても難しいはずだ」という意識が根付きます。
こういう人は、自分を変えたいと思ったとしても、「どうしたら性格を変えられるのだろう」という疑問にぶつかり、でもその方法がわからなくて、いつまでも思い悩むことになります。
性格を変える方法なんて、まずはどんどん行動を変えていくことしかないんですが、そこに行き着くことができないのです。
だって性格を、「経験量の問題」ではなく、「特性の問題」だと解釈しているからです。
細かいところにつっこんで申し訳ないのですが、こういう細かい表現の一つ一つがあなたの人生を決めるんですよ😊
だから、その表現は、今日から完全に捨てたほうがいいです。
相談者
うああああああああ
なるほどおーー!!!!!!!
確かに私、「自分は●●な性格」って表現しまくってます、、、
中川龍
占い好きな人は、占星術などで「●●座はこういう性格」という表現に慣れている人が多いので、ついつい自分に対しても「私は●●な性格」と語ってしまう人が多いのですが、心理学的にはそんなものは存在しませんねー🤤
近代タロットの母イーデングレイさんも
「誰だって、なりたい自分になれるんやで!」
って言ってましたよ!
相談者
なるほどーー!!!!!
相談者
先生!
全然話が変わるんですが、もう一つ、「モチベーションがわかなくなる原因」になってる感情を思い出しました😂
中川龍
なんだなんだー!
どんどん言ってみろー!
相談者
私は多分、怖いんです、、、
お客さんにネガティブな評価をされることが、、、
「なんだこの占い師、当たってない」とか
「期待外れだ」とか
「ふざけんなクレーム出してやる」
みたいなことを言われたらどうしよう…
みたいなことを考えてる自分がいることに気付きました、、、
だから、一歩を踏み出す勇気が出ないというか、だからなかなかプロフィールを作るのもブログを作成するのも怖くなってしまうというか…
中川龍
そんなん、気にしなきゃいいです😊笑
相談者
えーーー笑
中川龍
別にクレームもらったからって殺されるわけじゃないんですから、それが「私には必要のない批判だ」と思うならシカトすればいいですし、「これは私が受け入れるべき批判だ」と思うなら、そのクレームをもとに成長すればいいだけです。
そもそもあなたは、誰にも批判されないパーフェクトヒューマンなんて知ってるんですか?
そんな人は、歴史上1度たりとも存在しえません。
どんなスーパーモデルだって、「あんなのかわいくないわ」っていうアンチは必ず存在します。
iPhoneだって、新作が出るたびに批判する人は一定数でてきますよね?
世界をまたにかけるAppleさんですらそのレベルなんですから、個人でやってるあなたが人生で一度もクレームをもらわないなんてことは不可能でしょう。
相談者
確かに😳
中川龍
多くの人は、「会社員」という温室の中で生きているため「誰にも批判されない生き方が存在するかのような錯覚」のなかに生きていますが、実際にはそんなことはありえません。
どんなに愛されてる人でも、一定数からは必ず陰口を叩かれています。
ただ、そのことに気づくか、気づかないかの差があるだけです。
そしてあなたは「占い師になろう」と目指したのですから、これからは「これまで気づいていなかった自分への批判の声が可視化される人生になった」のです。
でもそれは、これまで無かったものが突然有るになったわけではなく、これまでも存在していたけど気付いていなかったものが気付けるような立場になったというだけです。
実態は何も変わっていないのです。
だからまぁ、気にしないことですね笑
中川龍
ただ、それでもどうしても不安だというなら、いっそのこと「私はまだ初心者の練習です」ってことを、プロフィールに書いてしまえばいいんじゃないですか?😊
そうすれば、お客さんもそのつもりで来てくださるでしょうから、そこまで敷居は上がらないはずです。
相談者
え、え、え、!!!!!!
そんなこと書いていいんですか?????😳
中川龍
逆に、なんでダメだと思うんですか?
相談者
実は私、某有名な「ウルトラ稼げるタロット占い師になる講座」みたいなやつを受けてるんですが、そこでもらったテキストに、
「プロフィールに『私は初心者です』みたいなことは絶対書いちゃダメです!」
「プロとしてしっかりとプロフィールを作成しましょう!」
みたいなことが書いてあったんです。
だから、ありのままの自分を出しちゃダメなのかなと思ってたんですが…
中川龍
おう、落ち着きましょう!
まずは、「教科書」を鵜呑みにするのではなく、「なぜそうなのか?」を考えてみてください!
相談者
なぜ、そうなのか・・・?
中川龍
その講座は、タイトルからもわかる通り「ウルトラ稼ぐタロット占い師になること」を目的としているわけですよ。
そういう観点で考えたら、そりゃ当然、
「私は初心者なんです><」
「失敗しても許してください><」
なんてプロフィールに書いたらダメにきまってますよね?笑
そんなこと書いてる人のところに、多数のお客様がくるということはありえないでしょう。
でも今のあなたは、こうして話を整理していくと、まだまだまだ「ウルトラ稼げるタロット占い師」を目指せる段階にないわけですよ。
それよりも、まずは「自分への自信」みたいなやつを育てる段階かと思われます。
そういう観点で考えたら、「プロフィールに初心者ですと書くこと」は、何も問題ないはずですよ😊
野球だって、最初は簡単なキャッチボールから始めないと、いきなり200kmの豪速球を打たせるトレーニングとかしてたら心折れるでしょ?笑
というわけで、最終的にはその講座さんのおっしゃる通り「プロフィールに初心者ですと書かないで堂々と仕事を受けられる自分に成長すること」を目指してください。
でも今の段階ではひとまず、「自分に自信を与えること」を目指して、プロフィールに『初心者です』と書いてしまいましょう。
その状態で一ヶ月くらい練習して自信がついたら、あとからプロフィールを編集したっていいですし、あるいはアカウントを作り直したっていいんですし。
とにかく、「今の自分の段階」をもっとよく見てあげて、その上で適切なアクションを選ぶようにしてください。
少なくとも、型に強引に自分を当てはめないでくださいな😊
相談者
なるほどなるほどなるほど!!!!!!!😳
色々とすっごく勉強になりました!!!!!!
ありがとうございます!!!!!!!
中川龍
よかったですー!!!!!